いつもキレイになるメイクブログ「メイクアップロジック」

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私たちは、日本人。

今日は、ちょっと目線を変えたこんなお話です。

サロンでお客様にメイクをさせて頂きながら、
色々なお話をするのですが、
その中でも皆さんがとても興味を持って下さったお話です。

現代の若い方々の中には
「お歯黒」を知らない方がいます。
昔、日本女性は歯を黒く染めていたということが、
あまり教科書でも書かれなくなったのでしょうか。

黒い歯に、剃った眉。
今の感覚からは決して美しいと思えない様相ですが、
その時は、それが普通だったのです。

鎖国時代、外国の影響を全く受けずに
我が国は、独自の日本文化を発展させてきました。

お歯黒や剃り眉と言った女性のおしゃれ方法も、
そのうちの1つです。

しかし、黒船に乗ってペリーがやってきた頃から
少しずつ習慣が変わり始めます。

黒船に乗った外国人たちが、
お歯黒、剃り眉姿の日本女性を初めて見た時の印象は、
このように記されていたそうです。

「真っ白い肌に、むしり取られた眉。
口をあけると穴を掘られた墓穴のような・・・・
黒い歯がにょきっと表れる・・・。」


まるでホラー映画のような描写です。
きっと、彼らにとってその時の日本女性が
本当に怖く見えたのでしょう。

怖いと思うその気持ちは分かります。
でも、黒い歯を美しいと思う気持ちも、
なんとなく分かります。

上質の染め粉を使うと、
歯は真っ黒でピカピカに光っていたそうです。

顔全体で見れば、確かに黒い歯は怖い感じに見えますが、

でも、歯そのものの輝きということだけを考えれば、
きっと黒い歯は、宝石のオニキスのように
美しく見えたのだと思います。

ペリーがやって来てからというもの、
日本はあわてて、欧風文化を真似しようとしました。

着物から洋服へ。
ちょんまげから短髪へ。

『お歯黒、剃り眉禁止令』なるものも発布されました。

でも、この法令、最初、庶民の女性には
ほとんど受け入れられなかったそうです。

「外国がどうだろうと私たちは眉を剃るしお歯黒をするわ!」

そんなスタンスだったのでしょう。
欧米の流行をすぐに取り入れる今とは大違いです。
日本の文化、自分たちの風習に
誇りを持っていたのでしょう。

私たちの現代のファッションを考えるとき、
ヨーロッパ諸国のファッションの歴史をひもといてみたり、
アメリカのファッションの歴史をひもといてみたりと、
すぐに外国に目を向けがちです。

でも、私たちの国、日本がどのような歴史を歩んで来たのか。
ここに興味を持つと、
私たち日本人の意識がどのように変化をしてきたのかが分かり、
とても面白いものです。

結婚式の花嫁姿には、
和装と洋装がありますね。
どんどん洋装が主流になってきて、
和装をされる方が少なくなってきました。

最近は、新和装なるものも登場して、
ドレスと着物が混ざったような新しい様式も誕生しています。

しかし私は、和装が好きです。

和装のメイクも独特で、
それこそ昔の日本女性を真似たメイクなのですが、
(さすがにお歯黒はしませんが・・・)
肌を白く、眉を太めに、ピンク系チークを目尻に、
赤い口紅をおちょぼ口風に・・・。

現代のトレンドメイクとはかなりかけ離れていますが、
この和装メイク、
私は日本女性がとても美しく見えるメイクだと思っています。

堀の浅い日本人の顔立ちを、
華やかで女らしく、
つつましやかな雰囲気に仕上げてくれるメイクです。

これから結婚される皆さんには、
ぜひ、和装の良さももう一度感じて欲しいなと思います。

___ メ イ ク ア ッ プ 人 生 ____

発行元 AiLOGIC MAKE UP(アイロジックメイクアップ)
発行責任者 代表 寺長根 あい

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